本文へ移動

tf-2md3-devel@t-frog.com

Re: 大電力に対応する為のモータドライバ冷却等に関するご相談

Date:
Wed, 15 Feb 2017 15:58:40 +0900
From:
Atsushi Watanabe <
atsushi dot w at ieee dot org
>
To:
tf-2md3-devel <
tf-2md3-devel at t-frog dot com
>
Subject:
[00166] Re: 大電力に対応する為のモータドライバ冷却等に関するご相談
高木さま

渡辺です。
私が使ったことがある大電流の用途は、250WくらいのDCモータを搭載した電動車いすがあります。
その時は以下のように対処していました。

電流:
 走行中の定常で5A/chくらい、加減速で15A程度
対処:
 1. ドライバ底面のFET部分に、放熱グリスでアルミ板を取り付け
  - 6角スペーサを高さ5mmのものに変更
  - FETの背に、2.5mm厚のアルミ板を放熱グリスではり付け
  - 2.5mm厚のアルミ板を、15cm x 10cm, 厚さ1mm程度のアルミ板にはり付け
 2. コネクタ(JST VHシリーズ)の定格を超えており周辺が若干発熱するため、3cm角のファンでコネクタ部を冷却

2の対応は、コネクタの定格を超えており、好ましくないので、
実際にはコネクタを外して太い線を直接半田付けするのが良いです。


ご参考まで。

// Atsushi WATANABE
// Assistant Professor
// Field Robotics Laboratory, Tohoku University
// 6-6-10, Aramaki-Aoba, Aoba-ku, Sendai, 980-8579, Japan
// Phone: [Telephone number removed] / E-mail:
atsushi dot w at ieee dot org



2017年2月13日 13:59 Daisuke Takagi <
takagi at penguins dot co dot jp
>:
> お世話になります。ペンギンシステム株式会社の高木と申します。
>
> 以前ご相談させて頂きました、
> モーターとエンコーダの他メーカー組み合わせに
> つきましては、色々と御意見頂き有難う御座いました。
>
> 今回もう一点問題が御座いまして、モーターの電力が13Ah/chと大きく、
> モータドライバの冷却が必要という点があります。
>
> 「ヒートシンク取り付けとコネクタ変更により15A/ch程度まで対応予定」
> とホームページには記載がありますが、
> これまで、どのような冷却方法を用いて、何A/chまで動作できたかなど、
> 大電力に対応する為の知見を、参考にさせて頂きたく、こちらに投稿させて頂きました。
>
> ご相談ばかりで申し訳ありませんが、何卒宜しくお願い致します。
>
>
>

References