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tf-2md3-devel@t-frog.com

Re: 「ブラシレスギアードモータ」駆動方法について

Date:
Wed, 05 Nov 2014 17:47:22 +0900
From:
"進藤@三矢"<
shindo at mitsuya-lab dot co dot jp
>
To:
tf-2md3-devel at t-frog dot com
Subject:
[00062] Re: 「ブラシレスギアードモータ」駆動方法について
渡辺様

進藤です。

ご回答頂きありがとうございます。

初回メールの情報に誤りが有りました事と
モータの情報が入手できましたので再度掲載します。

【モータの仕様】
・ギヤードブラシレス3相モーター
・駆動電源電圧24V
・無負荷回転数/無負荷電流値:出力軸で105rpm程度,
モーター軸1575rpm/0.5A以下
・連続駆動トルク:2.7 N・m以下
・最大トルク:6.0 N・m
・15:1(減速比15)
・局数:磁石数が20のため10極(N局数)
・端子間抵抗:1.8Ω

【主なパラメータ設定値】と設定内容の確認
(2軸ブラシレスモータドライバTF-2MD3-R6 User's Manualの5.1項を参考にしました)
VERSION 4.00000000
COUNT_REV 12.00000000 #[Counts/rev]←1/nの0.1設定でcoordinator起動不可
VOLT 22.20000000 #[V]
CYCLE 0.00100000 #[s]
GEAR 150.00000000 #[in/out]←n(極数)倍のため15*10を設定
MOTOR_R 1.35000000 #[ohm]←3/4*Rのため1.8*(3/4)を設定
MOTOR_TC 0.134667879 #[Nm/A]
MOTOR_VC 70.94594595 #[rpm/V]
MOTOR_PHASE 3.00000000 #blashi less
RADIUS[0] 0.06250000 #[m]
RADIUS[1] 0.06250000 #[m]
TREAD 0.38 #[m]
CONTROL_CYCLE 0.02000000 #[s]
MAX_VEL 200.1 #[m/s]
MAX_W 1.57 #[rad/s]
MAX_ACC_V 10.20000000 #
MAX_ACC_W 3.14000000 #

【駆動コマンド】
Spur_set_vel( 1.0 );
Spur_set_accel( 0.1 );
Spur_set_angvel( M_PI / 2.0 );
Spur_set_angaccel( M_PI / 2.0 );
Spur_stop();
Spur_free();

Spur_set_vel( 1.1 );
Spur_line_FS( 0.1, 0, 0 ); // 0.1で10cm

【目標回転速度】
125π(タイヤ周長)×105rpm(最高回転数)×60(min)≒2.5[km/h]

【問題点】
・目標回転速度に達していない理由が、
パラメータ値によるものなのか?
動作方法によるものなのか?
現行suprファームでの対応の問題なのか?
絞りきれません。

以上の内容で何か判定ができましたら、御教授願います。

よろしくおねがいします。





On Tue, 4 Nov 2014 20:04:02 +0900
Atsushi Watanabe <
atsushi dot w at ieee dot org
> wrote:

> 進藤様
>
> 渡辺です。
>
> モータのエンコーダパルス数についての情報、ありがとうございます。
> 大変申し訳ないのですが、ご利用のモータはエンコーダの分解能が低いため
> 現在のTF-2MD3-R6ファームウェアでは制御が難しいようです。
>
> T-frogのモータドライバは、ロボットの位置を高精度かつなめらかに、
> ミリ秒オーダーの応答速度で制御できるように設計しているため、
> 1ミリ秒周期で、エンコーダの信号から速度を計算して駆動・制御を行います。
>
> そのため、主なターゲットのモータとしては、
> 例えば、最大3000rpmのモータに500パルス程度のエンコーダ
> (100rpmであれば、1万パルス以上)が付いていることを想定しています。
>
>
> 100rpmで、150パルスのエンコーダですと、
> 制御周期(1ミリ秒)中のエンコーダカウント数が
> 最大でも1パルスしか無いため、速度をほとんど検出できず、制御が困難です。
> (NJM2626は、ホール素子のみで矩形波駆動するため、駆動できます。)
>
> エンコーダ分解能の低いモータ用に、ファームウェアを大幅に変更すれば
> 制御可能になりますが、私の所属がドライバ設計時とは変わっており、
> あまり時間がとれないため、すぐに対応することができません。
> もし、ファームウェアの変更をご自身で行う場合には、
> ソースコードは既に下記のリポジトリで公開していますので、
> 改変してご利用頂けます。
> http://t-frog.com/repos/?p=motor-controller.git
>
>
> 大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
>
> // Atsushi WATANABE
> // E-mail:
atsushi dot w at ieee dot org

>
> 2014年11月4日 17:16 "進藤@三矢" <
shindo at mitsuya-lab dot co dot jp
>:
> > 渡辺 様
> >
> > 進藤です。
> >
> > 下記について実施してみましたので、報告します。
> >
> >> 1. カタログ値から事前に与えるパラメータの設定
> > →以下の設定としました。
> > ・エンコーダパルス数は150Countsで減速比(15)のため
> > 150*(1/15)=10としその4逓倍で40としました
> > ・OTOR_VCは105*15/22.2=70.94594595
> > ・MOTOR_TCは60/(2π*70.94594595)=0.134667879
> >
> > ** xxxx.param *****************************************************
> > VERSION 4.00000000
> > COUNT_REV 40.00000000 #[Counts/rev]
> > VOLT 22.20000000 #[V]
> > CYCLE 0.00200000 #[s]
> > GEAR 15.00000000 #[in/out]
> > MOTOR_R 14.80000000 #[ohm]
> > MOTOR_TC 0.134667879 #[Nm/A]
> > MOTOR_VC 70.94594595 #[rpm/V]
> > MOTOR_PHASE 3.00000000 #blashi less
> > RADIUS[0] 0.06250000 #[m]
> > RADIUS[1] 0.06250000 #[m]
> > TREAD 0.38 #[m]
> > CONTROL_CYCLE 0.02000000 #[s]
> > MAX_VEL 10.1 #[m/s]
> > MAX_W 0.57 #[rad/s]
> > MAX_ACC_V 1.20000000 #
> > MAX_ACC_W 3.14000000 #
> > MAX_CENTRI_ACC 9.80000000 #[G]
> > L_C1 0.01000000 #
> > L_K1 0.00000000 #
> > L_K2 0.00000000 #
> > L_K3 0.00000000 #
> > L_DIST 0.40000000 #
> >
> > GAIN_KP 0.0 # *PI control parameter Kp
> > GAIN_KI 0.0 # *PI control parameter Ki
> > TORQUE_MAX 0.0 # * [Nm]
> > TORQUE_LIMIT 6.0 #[Nm]
> > TORQUE_NEWTON 0.0 # * [Nm]
> > TORQUE_VISCOS 0.00001 # * [Nm/(count/1ms)]
> > INTEGRAL_MAX 0.0 # * [rev]
> >
> > TORQUE_OFFSET 0.00000000 #[Nm]
> > MASS 0.0250000 #[kg](robot+PC)
> > TORQUE_FINENESS 0.000005
> > MOMENT_INERTIA 0.05476133
> > MOTOR_M_INERTIA 0
> > TIRE_M_INERTIA 0.04321800
> > *******************************************************************
> >>
> >> 2. 摩擦補償パラメータの調整
> >> 2.1 ypspur-coordinator を立ち上げた状態で、ypspur-free コマンドを実行
> > →プログラムでSpur_free();関数を実行(フリーモード)させました。
> >
> >> (摩擦補償のみを行うモードに入ります。)
> >> 2.2 TORQUE_NEWTON(クーロン摩擦力項)を少しずつ大きくしながらタイヤを手で回転させて、軽く回転するように調整
> > →値を0.1〜900とかにしてみても軽く回転するようにならない
> >
> >> 2.3 同様にTORQUE_VISCOS(粘性摩擦項)を少しずつ大きくして調整
> > →値を0.1〜900とかにしてみても軽く回転するようにならない
> >>
> >> ※バックドライブが全くできず、手でタイヤを回そうとしたときに、エンコーダのパルスが1つも発生しないモータではこの方法は困難です。
> >> その場合には新しい方法を考える必要があります。
> > →重いがバックドライブ(手回し)するとパルスは出ている。
> >>
> >> 3. PI制御ゲインの調整
> >> 3.1 ypspur-coordinator を立ち上げてサーボがかかっている状態にする
> > →「サーボがかかっている状態」手回しして重く回る状態で良いでしょうか?
> >> 3.2 作成したプログラム等で、適当な走行指令を出す
> >> 3.3 GAIN_KIを0にし、GAIN_KPを発振しない範囲で大きくする
> > →上記、パラメータでは回らなかった。TORQUE_MAXに0.1をいれたら回った
> > 「発振」といわれる音がまったくしないので0.1から1200ぐらいまで
> > 数値を大きくしたが目標の回転スピードにはならない(回転速度上がらず)
> > 50として起動し、Spur_set_vel()で0.01から数値を上げて
> > ドライブすると加速はできている
> >> 3.4 GAIN_KIを発振しない範囲で大きくする
> > →「発振」といわれる音がまったくしないので0.1から1200ぐらいまで
> > 数値を大きくしたが目標の回転スピードにはならない(回転速度上がらず)
> >
> > 以上が状況です。
> >
> > ちなみ、「PWM型三相DCブラシレスモータ制御IC(NJM2626)」(新日本無線)ドライバにて
> > ソフトなしでモータのみ単純駆動をしたところ、目標スピードで
> > 回る事が確認できました。
> >
> > 「yp-spur」と上記IC(制御IC)との単純な動作の違いが有り
> > ・モータ無通電時は双方とも手で軽く回る(ギア抵抗分の重さ?)が
> > 通電により制御ICは正転方向(スイッチにより指定)に軽く回り、逆方向に重い
> > 状態となるが、yp-spurは両方向とも重くなる(フリーモード時も同様)
> >
> > この違いは、yp-spurで回転速度が上がらない事と関連するとは思えませんが
> > 報告しておきます。
> >
> > 以上、宜しくお願いします。
> >
> >
> >


References